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2011年10月17日

山ヒル襲撃と森ガール

小田急線渋沢駅下車。
スタート地点では気温30℃を超える夏日になるとは思わなかったから、ザックの中にはインナーダウンまで準備していた。


今回、森ガールさんが同行してくれる事になりました。

本当は鍋割山まで登りたかったけど、森ガールさんは森歩きのピラピラした格好ですので、本格的登山道の手前で引き返すコース。
山ヒル襲撃と森ガール





四十八瀬の清流に沿って、表丹沢県民の森、県立秦野戸川公園を巡ります。
ほとんどが木々に囲まれた林道を歩き、緑と清流を満喫できるコースになっています。
かなりマイナーなハイキングコースです。


「みくるべ」のバス停から歩きたかったけど、なんと9月末日で廃線になったそうな。
平日のみ乗り合いワゴンが運行されているそうです。

仕方が無いので別の路線バスで堀川まで登り、そこからアスファルトの道程を歩くことにしました。
それにしてもアスファルトの上って暑い。
ウインドブレーカーを脱いで半袖になった。


「みくるべ」を過ぎてもしばらくはアスファルトを歩きますのが、山が見えるので楽しくなった。
途中、山の中から猟銃の発砲音が聞こえてきます。
10月1日から猟奇に入ったのでハンターが狩をしているようです。
どうか間違えてボクらを撃たないで。

アスファルトから不整地ふうの道に変わり、地面に落ちた栗が目立つようになってきた。
なんか動物が食い散らかした痕跡があるけど熊かしら。
リスならいいのだけど。
山ヒル襲撃と森ガール



表丹沢県民の森で昼食。
渋沢駅前で買ったオニギリ&フランスパン。
美味いです。
山で食べるご飯はなんで美味しいのでしょうか。

ベンチに越し掛けていると森ガールが「あ」と声を発する。

視線の先には小さく茶色い物体が動いている。

その動きは体を伸ばしたり縮めたり、尺取虫のような動きで前進していく。

姿かたちも一見イモムシの類ですが・・・・・


噂の丹沢の山ヒル。

よく見ればアチコチに蠢いていて、私たちを目掛けて前進しています。

「ぎゃー!」

山ヒルってのは、今登山者の間で問題になっています。
足元から体へ上ってゆき血を吸うのですが、登山靴の中に進入したり靴下の中に進入したり、
気がつけば靴の中がヒルだらけになっている場合もあるとかで、吸い付きというか噛み付きが激しく、引っ張ったぐらいじゃ取れません。
ヒルに食いつかれたらライターの火で炙って落とすしかないそうです。
ヒルは血を吸った分だけ身体がブクブクに何倍にも膨れ上がります。
その姿が大変気持ち悪い。

血を吸うとき、麻酔のような物質を出すので吸われた動物や人間に痛みは無いそうです。
ヒルに血を吸われた後は、しばらく出血が止まらず、ダラダラと血を垂らした状態になります。
それでも痛みは感じません。



ヒルの襲撃から逃れ、登山道に入ります。
鍋割山から下りてきた登山者達と何度もすれ違う。
「こんにちはー」
と挨拶を交わしつつ、登山者の視線は森ガールさんへ。

ああ、この格好で登山すると思ってんだ。
山ヒル襲撃と森ガール

四十八瀬川を渡り、西山林道へ。
二俣、鍋割山方面と大倉方面への分かれ道で、ボクたちは大倉方面へ。


大倉口へ下山してきた登山者の集団が何度も私を追い抜く。

ここでも森ガールのピラピラに場違いな視線が集まるも、気にせずマイペース。




途中、トレイルランのカップルと一緒にルートを探り、県立秦野戸川公園に無事到着。

公園で休憩してバスで渋沢駅へ。

ハイキングの後はいつも、その土地の匂いがする飲食店を探してビールを飲むことに決めている。
今回は2度目の訪問、地野菜料理の店 菜菜彩 (ナナイロ)。

店長から大歓迎されて、次回は鍋割山に登った後に再訪することを約束した。

次回、森ガールさんには山ガールの格好で同行してもらわないと。











タグ :ハイキング

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